平成25年の東京都民踊大会での伊予万才は、大成功でした。扇子を5本使う難しい踊りですが、誰一人失敗せずに、見事に踊り切りました。
はじめに、ハチマキを頭に結び、扇子をギュッと挟み込みます(落ちないようにきつく締めるので、結構おでこが痛いです)。
両手にも扇子をもち、踊りの初盤は扇子三本で踊ります。愛媛の名所名物を、唄と踊りで表現していきます。
中盤で、右手の扇子を口にくわえ、帯にさしている扇子一本をバラリ開けします。頭、口、両手の扇子四本で踊り続けます。
終盤に向けて、5本目の扇子を開けます。既に両手に扇子を持ちながら、5本目を開けるので、難しい技です。5本目の扇子を、右足の親指と人差し指の間にはさみ、左右に振ったり、回ったりと、ダイナミックに踊ります。
全員の踊りが合っているだけでなく、各人が操る扇子の動きまで合っていて、見ている観客が息をのんで見守る中、最後まできれいに踊り切りました。
大成功の演技で、鳴り止まないほどの拍手をいただきました。
コメントをお書きください